狭山市S様邸注文住宅施工中

毎日暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか

今年は梅雨明けが早かったと思ったら、いきなり猛暑になりましたね

暑さに体がついて行かないのはわたしだけではないと思うのですが・・・・

さて今回は、私が担当している狭山市S様邸のその後なんですが、

かれこれ建て前をしてから二ヶ月になります。

一軒の家造りの中で大工にとって、前回の無垢の床貼りに次いで

神経を使うのが、階段の取り付け?と思うのは、全国の大工さんの

中で私だけではないと・・・・

さきほどと同じような表現になってしまいましたね、でも大工の

気持ちとしては、階段取り付けが終わると、ほんとに山を越えたという

安心した気持ちになるんです。

最近の階段は家の構造材と同じでプレカットになっていて大工さんが

現場でノミと丸ノコで、トントン刻む事もなくなりました。

写真でお見せするとこんなかんじです。

この写真は階段の側板、またはササラ桁、と言って皆様が二階に上がるときに

足を載せる段板を支えるための側板なんです。

先ずは高さレベルを正確に出して、通常は一階から取り付けていきます

次に取り付けるには、先ほど述べた段板いれです。

二階から撮影したので、こんな感じになります。

途中で三角の段板で右に方向転換してます。

見た感じこれで完成?   ではないんです。

段板が入ったら、次は段板に人が載った時にかかる荷重を支えるための板

蹴込板、と言います。これを順次下からはめていきます。

全部入れ終わるとこんな感じになります。

 

これで完成?   でないんです・・・・

まあ、これでも二階に充分上がれるんですが・・・

納得住宅 宮本工務店では更にこの階段に補強をします。

先程の蹴込板の強度を格段に上げるために、蹴込板の裏側に

補強板を一段、一段、ボンドとビスで張り付けていきます。

こうして、ようやく完成です

 

次回は、無垢板のカンナ削りの、様子をご紹介させていただきます。