こんにちは。
埼玉県狭山市の外壁塗装・屋根塗装専門店 宮本工務店です。
二月は一年のうちで一番寒い時期ですね。
暦の上では春・体感は冬真っただ中!の今日は、冬に外壁塗装・屋根塗装を行う際の注意点とメリットについてお話します☆
【目次】
1.冬の外壁塗装 <注意点>
①工期が長くなる
②天候によっては工事がストップする
③夜露の影響を受ける
④暖房器具が一時的に使えなくなる
⑤部屋が暗くなりやすい
2.冬の外壁塗装 <メリット>
①湿度が低い
②雨が少なくスケジュールが立てやすい
③業者のスケジュールをおさえやすい
3.まとめ
1.冬の外壁塗装 <注意点>
①工期が長くなる
日照時間が短くなる冬は、他の季節に比べるとどうしても工期が2~3日長くなってしまいます。
また、気温が低くなると塗料の粘度が高くのびが悪くなるので、塗膜を厚く塗ることになります。
塗料をしっかりと乾燥させるためにも余裕をもった工期設定が必要となります。
②気温と湿度に気を付けて
塗料の缶には、気温5℃未満・湿度85%以上の時は塗装を行わないよう記載があります。
気温が5℃を下回ると塗料は乾燥・硬化しにくくなります。
メーカー推奨乾燥時間をおいても乾燥が不十分だったり、しっかり硬化していないため塗膜がもろくなってしまいます。
また、気温が低いと結露が発生しやすくなり、湿った状態で上から塗装すると塗膜の早期剥離につながってしまうのです。
湿度85%以上の時も空気中の水分が多いので乾燥に適さず、剥がれや縮みなどが発生しやすくなるので
原則として外壁塗装工事は行わないのが一般的です。
③夜露に注意
冬は夜露の影響で午前中に塗装工事が行えないこともあります。
夜の間に濡れてしまった屋根や壁をしっかり乾燥させてから施工する必要があるので、
塗装開始時間は夜露の状況を見て判断しなければならず、
職人の見極めが大変重要となります。
短い工期で無理やり終わらせようとしっかり乾燥させずに塗装工事を行うと、品質トラブルにつながります。
しっかりと余裕をもった工期を組んでくれる施工業者に依頼することが大切です。
⇒①②③をふまえて、次の二点をしっかり確認しておきましょう。
1)天候不良で工期が伸びた場合、追加料金は発生しないか
2)余裕のあるスケジュールを組んでもらったうえで、気候が条件を満たさない日には工事を中止してもらえるか
④暖房器具が一時的に使えなくなる
外壁の塗装工事中は、エアコンの室外機が一時的に外されたり養生カバーで覆われたりすることがあります。
ガス給湯器も日中の作業中は養生カバーで覆われるので、お湯が使用できなくなります。
これは、真冬にはつらいこと。
自分で電気式ヒーターやホットカーペットを用意しておく必要があります。
⑤部屋が暗くなりやすい
塗装工事中は足場と飛散防止ネットで家全体が覆われ、暗くなりがちです。
さらに冬は日光も届きにくく日照時間も短いので、より一層暗く感じられます。
2.冬の外壁塗装 <メリット>
①湿度が低い
先ほどもお伝えした通り、湿度85%以上の日は塗装工事には向きません。
梅雨や夏には雨が降ると湿度80%を超えることも多く、塗装が行えないこともありますが
冬は空気が乾燥しています。
夜露を除き、湿度の心配はあまり必要ありません。
②雨が少なくスケジュールが立てやすい
冬は一年の中でも比較的雨が少ない季節です。
梅雨や夏のように突然の雨による中断や、長期間の工期延長が発生しにくく、
少し先の天候や気温の予測ができていればスムーズな工期予定を立てやすいというメリットがあります。
③施工業者を見つけやすい
ここまで読んでいただいてお分かりかと思いますが、
冬は外壁塗装に向いているかというとそうではありません。
かといって、絶対に出来ないわけでもありません。
こんな時は、人気の優良業者も閑散期となり、スケジュールをおさえやすいというメリットがあります。
実際に施工するのはもっと後だとしても、
冬のうちから外壁塗装工事について勉強し、業者を見つけてスケジュールをおさえておくのもいいかもしれませんね。
3.まとめ
冬は寒さと日照時間の短さから、塗装業者には厳しい季節といえます。
夜露をしっかりと乾燥させずに塗装工事を行う、他の季節と同様に作業をして工期の短縮をはかる、
気温の低さで固く伸びづらくなった塗料で作業をしづらいetc…
注意を払う点が多い季節だからこそ、業者の質が問われます。
ですが、きちんとした業者であれば冬でもしっかりした塗装工事は可能です。
後悔せず納得のいく外壁塗装工事を行うためにも、
地元で実績のある優良業者へ依頼するのが安心ですね!