こんにちは。
埼玉県狭山市の外壁塗装・屋根塗装専門店の宮本工務店です。
インターネットやチラシを見ていると、たくさんの塗装業者がありますよね。
中には直接おうちのチャイムをぴんぽーんと鳴らしてやってくる訪問業者も。
よし!外壁と屋根の塗装するぞ!!と決心しても、
じゃあ一体どこに頼めばちゃんとやってくれるんだろう・・・?と不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。
実際、リフォームの中でもトラブルが一番多いのが、外壁塗装・屋根塗装なんです。
なぜなら、他のリフォーム工事と違って塗装工事には資格が必要ないから。
極端な話、お客様ご自身が明日から塗装屋さんになることもできてしまうんです。
そこで今日は、失敗しない塗装業者の選び方をお伝えしようと思います☆
【目次】
1.まずは塗装工事について勉強しましょう
塗装工事は、通常10~20年に一度行う方が多いかと思います。
中には人生で一度きり、という方もいらっしゃるくらいです。
そこで、失敗しない塗装工事のためにまずお客様ご自身で塗装工事の情報を集め、勉強してみましょう。
インターネットで検索すると、塗料・価格・塗り替え時期など、多種多様な情報が瞬時に表示されます。
その情報量は膨大です。すべてを見るのは不可能。
5つほどのウェブサイトを見れば、かなり多くの情報を得られるはずです。
悪質な施工業者の口車にのって、高額な料金を支払わされたり安価な塗料を使ってしまい後悔するといったトラブルを防げますね。
悪徳業者にひっかからないために、まずは自己防衛しましょう。
2.施工会社について調べてみましょう
塗装工事について調べた後は、実際に施工してもらう会社について調べてみましょう。
検索サイトで「お住まいの地域名 外壁塗装」と打ち込むだけで、ご自宅近辺を活動範囲としている施工会社が出てきます。
①ホームページやチラシをチェック
いくつか地元の施工会社を見つけたら、それぞれのホームページを入念にチェックしてみましょう。
色々な情報を得られます。
ただ、ホームページの良し悪しやイメージだけで決めるのは危険です。
ホームページは、お金さえ払えばプロが「雰囲気よく」「格好よく」「プロっぽく」仕上げてくれるものです。
見た目ではなく、しっかりとその内容を判断しましょう。
また、施工会社の中にはホームページが素敵でも実際に会社を訪ねてみるとボロボロ・・・ということもありますので、
近場の会社であれば実際に事務所を訪れてみるのもいいかもしれませんね。
弊社のように、ショールームを設けている会社もあります。気軽に足を運んでみてください。
また、新聞の折り込みやポスティングでご自宅に入るチラシは、お客様ご自宅近隣を中心に活動している証。
ホームページと同じようにチラシにもたくさんの情報が詰まっていますので、こちらもよく見てみましょう。
②施工事例やお客様の声が充実しているか確認しましょう
ホームページに施工事例やお客様の声がたくさん載っている会社は、実績豊富でお客様から支持されている会社とも言えます。
施工事例を見ることで、過去どんな例を扱いどのような工事を行ってきたかがわかります。
また、「施工事例」として工事前・工事後の写真を撮って掲載しているところは、お客様に対して実績を正直に提示する姿勢のある会社とも言えますね。
お客様の声などを多くホームページに載せている会社は、それだけお客様の満足の声が多いということですし、
お客様の不満だった点を正直にのせている場合は至らない点は改善しようとする姿勢が見てとれます。
お客様からいただいた直筆の手紙はアンケートを公開している会社は、お客様と会社のコミュニケーションを重視している証拠です。
こういった会社なら、より安心して工事を任せられる可能性が高いといえます。
塗装工事は塗り替えをしてから数年経った後にその工事がよかったかどうかがわかる工事です。
施工事例やお客様の声、過去の事例をしっかりチェックしましょう。
3.こんな会社には要注意!
ここでは、注意の必要な塗装業者についてお話します。
悪質な塗装工事を避けるため、きちんとチェックしましょう。
①提示金額から大幅に値引きしてくる
悪質なリフォーム業者に関して、現在は高額な値段で売りつけるタイプのものではなく、
世間の相場より安く販売し、その後連絡がつかなくなってしまうという相談が増えています。
少しでも安く抑えたいと思うのが消費者の常。
そこにつけこんで、安い値段で質の悪いものを売りつけていくのです。
何事にも相場というものがあります。
相場よりはるかに安い値段で請け負うということは、その価格の分だけどこかで質を落とすか手抜きをせざるを得なくなるのです。
塗装工事の場合、価格を安く抑えるのは比較的簡単です。
手抜き工事をすればいいからです。
見えない部分は塗らない。重ね塗りすべきところを一度塗りですます。
また、塗装の技術は学校で教わるというよりは現場で親方のやり方を見て学ぶことが主流。
その親方がしっかりとした施工をしていればいいのですが、
手抜き工事をしていた場合、それを手抜き工事だと知らずにずっと真似してしまうといったことも起こりえます。
悪意なく、手抜き工事をしてしまうのです。
これでも、施工直後はきれいにみえます。
先ほどもお伝えしましたが、塗装工事が良かったかどうかわかるのは数年後。
そのころには、悪質な塗装業者と連絡がつかなくなってしまう、というわけです。
外壁塗装・屋根塗装の工事にかかるコストは、大きくまとめると以下の三つに分けられます。
これは、どこの業者でも変わらないもの。
それなのに、他の業者に極端に安い・・・ということは、どこかで必要な何かを削っているのです。
格安・激安というワードに惑わされず、どんな業者かしっかり判断することが必要ですね。
②訪問販売業者には要注意
塗装業者を選ぶとき、悪質な業者にはひっかからないぞ!と誰もが考えているはずです。
が、悪質リフォーム業者による被害はなくなりません。
なぜなら悪質リフォーム業者の販売員が一枚上手だからです。
ある日突然お客様の家に訪れ、
「このままじゃ雨漏りやカビで住めないお家になってしまいますよ」と過度に不安をあおったり、
「今ならこんな特典が!」「今日契約してくれれば会社には内緒でモニター価格で施工しますよ」とお得感を全面に押し出してきたりします。
一度断っても何度も何度も訪ねて来るうちに、「何度も来てくれてるし、じゃあお願いしちゃおうか・・・」という気持ちになってしまうこともあります。
そしていざ工事をしてもらうと、契約内容は不明瞭、素人のような職人が手抜き工事・・・
工事が終わってから不具合があっても、もう業者の電話は通じない。
こういった被害にあわない為にも、
「大手ハウスメーカーや施工OBのお客様がたくさんいるリフォーム会社は訪問販売営業は行わない」と覚えておいてください。
訪問販売は手間もコストもかかる非効率な営業方法です。
もちろん中にはご近所のお家に訪問販売をしているという優良な業者もあるかもしれませんが、
訪問販売業者が訪ねてきたら注意してみてください。
4.まとめ
今日は業者選びの準備・要注意ポイントについてお話しました。
塗装工事をする際にまず大切なのはご自分で調べてみることです。
悪質な塗装業者に引っかかる前に、自己防衛をしましょう。
いくつかの塗装業者に絞れたら、
次回はその中から最良の塗装業者を選ぶためのチェックポイントをお伝えします!!