これで安心!塗装業者の選び方②☆外壁塗装・屋根塗装専門店 宮本工務店

こんにちは!埼玉県狭山市の外壁塗装・屋根塗装専門店 宮本工務店です。

前回は、業者選びの事前準備と要注意ポイントについてお話しました。

今回は一歩進んで、

いくつかの塗装業者に絞れたら、その中から一番いい塗装業者を選ぶためのチェックポイントについてお話しようと思います☆

 

【目次】

1.営業マンが質問に専門的に答えられるか

2.複数の塗料の違いと価格の内容を説明してくれるか

3.見積書・契約書をチェック

4.工事保証書を発行しているか

5.工事中の近隣対策はどうするか

6.アフターフォロー体制は?

7.手抜き工事をしていないか

8.まとめ

1.営業マンが、質問に対して専門的に答えられるか

塗装工事について、ある程度自分で勉強したとはいえ、実際にはわからないことがたくさんあると思います。

そんな時は、塗装業者の営業マンや職人に全て質問してみましょう。

詳しい説明をわかりやすくしてくれる営業や職人のいる業者は、

いい工事をするためにお客様の不安を取り除く努力を惜しまない優良業者である可能性が高いです。

営業の出した提案が、なぜご自宅にマッチするのか聞いてみてもいいですね。

お客様のお家をしっかりと見て、要望を取り入れた最善の提案をしてくれているかどうか、チェックしてみましょう。

また、リフォーム専門会社の場合、塗装工事以外にも水回りや全面改装・リノベーションなど多岐にわたる工事を請け負っています。

中には塗装工事についてあまり知識のない営業マンがいることもあります。

そんな時は、お客様から専門的な質問が来た場合、下請けの塗装屋さんにきいてからお客様にこたえるという形になります。

それでも、お客様の質問に真摯に向き合い回答する姿勢があるかどうかをきちんと見極めましょう。

塗装専門業者であれリフォーム会社であれお客様の質問にしっかり答える姿勢があるかどうかが重要なポイントです。

 

2.複数の塗料の違いと価格の内容を説明してくれるか確認

実際に外壁や屋根の塗料を選ぶ際は、ご自身で決めましょう。

以前塗料についてお話しましたが、塗料によって価格も性能も様々です。

優良な塗装業者の営業マンや職人であれば、そのような塗料の違いは聞かずともしっかりと説明してくれます。

塗料の違いによる価格差や次回の塗り替え時期なども分かりやすく説明してくれるはずです。

業者の都合ではなく、お客様の予算と要望に対して最適なものを提案しようとしてくれている証拠です。

くれぐれも、「一番いいものを使いますのでお任せください」といったセリフで口約束をしないようにしましょう。

また、専門家として出来ることと出来ないことを正直に伝えてくれる営業マンから購入することをお勧めします。

「何でもできます!」「どんなご要望にもお応えします!」という営業には要注意です。

お客様の予算内で出来ること出来ないことは必ず存在します。

そこを隠さず正直に話してくれる営業マンほど、信頼できると言えるのです。

塗料を決める際は、契約書に塗料のメーカー名と品名が記入されているか確認してください。

また、契約書の塗料と実際に使用している塗料が違うこともあるので、注意が必要です。

塗装しているときに塗料缶を確認するといいですね。

仮にその時にご自分が知らない塗料であったとしても、あとで調べることができるのでメモしておきましょう。

 

塗装工事と併せてひび割れの補修や雨どいの交換などの付帯工事をすることがありますが、

その際にもなぜその工事が必要なのか詳しく説明してくれる会社を選ぶことをお勧めします☆

 

3.見積書・契約書をチェック

見積書や契約書では、以下の点をチェックしましょう。

 

◦各工事に対して説明がある

◦図面か専用ソフトで塗付面積の正確な数値を算出している

◦使用する塗料のメーカー名・材料名の明記がある

◦小さな付帯工事にも項目を設けている

◦お客様が選択可能なオプション工事も明記してある

◦工事内容が変わったら、追加工事の契約書を提示してくる

◦支払い条件の記載がある

 

細かく見ても専門用語はわからないし面倒・・・ときちんと読まずにいると、

後でトラブルになりかねません。

「言った」「言わない」のトラブルを防ぐためにも

見積書・契約書はしっかりチェックして、わからないことは営業マンに質問しましょう。

 

4.工事保証書を発行しているか

リフォーム会社のチラシをみると、「保証書を発行します!」と宣伝している会社がありますが、

リフォームを依頼する前にはこの保証書がどの様なもので実際に補償をお願いする時にはどうすればいいのか、きちんと確認しておく必要があります。

「保証」といっても二種類あります。

一つ目は、家電同様に塗料メーカーが商品そのものを保証する「メーカー機器保証」。

もう一つは、リフォーム会社が工事まで補償する「自社独自の工事保証」です。

これは、チラシや営業マンの表面的な言葉だけでは判断できません。

中には「当社はしっかりと保証します!」と謳っていても、実際には「メーカー機器保証書」のみを渡すケースも多いのです。

ここで自社独自の工事保証書を発行している会社は、自社のリフォーム工事の品質に自信があり、工事後のお客様満足度向上へ向けた努力をしている会社です。

リフォームを依頼する際には、「保証書を見せてください」と実物を見せてもらいましょう

その時にサッと保証書を出して細かく説明してくれる会社は、工事後もしっかりフォローしてくれる可能性が非常に高いと言えます。

後で「しまった!」と思わずに済むよう、契約前に安心・納得できる保証システムがあるか確認しておきましょう。

 

5.工事中の近隣対策は?

塗装工事は家の外で行う工事なので、近隣の方には少なからず迷惑をかけてしまいます。

特によく起こるケースをご紹介します。

 ①高圧洗浄時の汚れの飛散

塗装工事をする前には、外壁に付着している汚れを高圧洗浄機で洗い流します。

こびりついた汚れを落とす強い圧力があるので、それだけ水や汚れが飛散してしまいます。

事前に近隣の方に洗濯もの等をしまってもらえるように、工事前に営業マンが挨拶をして回ります。

 ②高圧洗浄機による騒音

高圧洗浄機はエンジン音が大きく、近隣の騒音になる可能性があります。

近隣に小さな赤ちゃんがいる家庭やピアノ教室がある場合は特に迷惑がかかるので、

事前に営業マンから近隣の方々に状況をお伝えする必要があります。

 ③塗装時の塗料の臭い

塗料によっては塗装している際に臭いが強いものがあります。

溶剤系の塗料の場合、シンナー臭が強いものもありますので、

できるだけ近づかないように近隣の方にお伝えしておく必要があります。

このように、塗装工事には近隣の方々の理解が必要となります。

会社として近隣対策をしっかりしてくれるのか、確認しましょう

近隣の方への連絡がされていないと、ご自宅にクレームが来てしまい、ご近所トラブルになりかねません。

優良な会社の場合、営業マンからしっかりと近隣対策の話をしてくれるはずです。

 

6.アフターフォロー体制は整っているか

環境により差はあるものの、どんなお家でも

塗装工事をした数年後に雨漏りや塗料が剥がれるなど、メンテンナンスが必要な時期がやってきます。

その時に、施工会社はどのような体制で対処してくれるのか、事前に確認しておきましょう。

悪質な訪問販売会社等の場合、工事は順調に終わったものの、その後全く連絡が取れなくなるといったことがあります。

「しっかりアフターフォローもさせてもらいます!」と話していても、

その内容が曖昧な場合、いざというときに「その不具合は工事保証対象外です」と

アフターフォローとして対応してもらえないこともあります。

その様なトラブルを避けるためにも、アフターフォローの具体的な内容を事前に書面にて提出してもらうようにしましょう

 

 

7.手抜き工事をしていないか

通常、塗装工事の際には塗料を3回に分けて塗ります。

下塗り・中塗り・上塗りといわれる工程です。

下塗りは下地を塗るのでどの業者も手を抜きづらいものですが、

中には中塗りと上塗りを一回で済ませようとする悪質な塗装業者がいます。

中塗りと上塗りを一回で済ませることで、塗料のコストと一回分の職人の工賃を削減するのです。

その様な手抜き工事を避けるために有効なのは、必ず2度目と3度目で違う色の塗料を使うように伝えることです。

違う色の塗料を使うことで、塗りもれをなくすことにもつながります。

2度目と3度目の塗料の色が違っていても、よっぽど違う色でない限り仕上がりの壁の色には特に影響はしません。

中塗りと上塗りで同じ色を使用していると、どんなに慣れている職人でも上塗りの際に塗りきれていないという場合があります。

必ず、塗装工事が始まる前に「中塗りと上塗りは違う色の塗料を使うんですよね?」と質問してください。

そこで嫌な顔をするような会社なら、消費者に不安を与えない努力と品質向上に向けての努力が足りない会社だといっても過言ではありません。

また、3度塗りをしていても、塗料を薄めて塗ることで手間を省き材料代を抑えているケースがあります。

塗料を薄めることで伸びが良くなり、職人の手間を省くことができます。

通常、塗料缶には一缶で塗ることのできる面積が明記されています。

ご自宅の塗装面積はどれくらいで何缶必要なのか、事前に確認しておきましょう。

塗装工事が始まった後には、塗料缶を確認して予定通りの缶数を消費しているか確認しましょう。

また前回お話した通り、悪意なく手抜き工事をしてしまっている場合があります。

相場と比較してあまりにも安い価格で工事をしている会社の場合、

3度塗りの工程を一回省いていないか、塗料を薄めていないかを都度確認するようにしましょう。

 

8.まとめ

これまでリフォーム業者の選び方をお伝えしてきましたが、

最後にもう一つ。

ここまでの話を踏まえて塗装業者をいくつかに絞ったら三社から相見積もりをとってみましょう

同じ条件で見積書を出してもらうことで、より明確に各業者を比較することができます。

せっかく大切な家の塗装をするんですから、

後悔のないよう、ご自分の目でしっかり選んで納得のいく塗装工事にしましょう!